こんにちは。Saori Styleです。

グッと秋も深まり、お鍋がおいしい季節に突入ですね♪

そして、読書の秋でもありますね♡

 

今日は、敬愛するサティシュ・クマールの、料理に関する言葉をご紹介させてください。

「サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト」より(ナマケモノDVDブック)

 

 

サティシュ・クマールは、インド出身の現代を代表するエコロジー思想家、非暴力平和運動家。

http://www.yukkuri-web.com/satishkumar/profile

 

教育や環境問題に関して、わかりやすくパワフルに深い愛のあるメッセージを世界中に届けてくれています。この記事を目にして、響かれたかはぜひこのDVDブックもご覧になってくださいね。

 

出典:Greenz.jp

 

料理は命に関わる仕事。人々の健康のために、料理を通じて奉仕する。

でも料理は、自らを変える行為でもある。

消化できないものを、消化できる食べ物に変える時、自分の意識も変わっている。

人は料理をしつつ、意識を変革している。人生を料理する。つまり内なる自己を消化できるものに変えている。それには腕も必要だ。変革のプロセス、それが料理です。

 

 

食べることもまた変革のプロセス。自分自身を養い育てるという変革だ。

空腹だったからだは、栄養とエネルギーに満ちたからだへと変化する。自分を世話し、食べ物で栄養を与える。

自分を慈しみ、思いやる。そうすることなしに、他者を世話して、養い、愛し、思いやることはできない。

 

 

食べることは、感謝の表現でもある。

太陽に対する感謝。それなしに、食べ物は存在しないのだから。

雨への感謝、土への感謝。土の中のミミズたちへの感謝。田畑で働く人々への感謝。その汗、労働、技に感謝。料理人に感謝。私を迎えてくれたホストに感謝。素晴らしい祝宴に参加できることに感謝。

 

これは神、自然、そして人々からの贈り物。食は、すべてが依存しあい、支えあっていることを見事に表している。宇宙もまた、この相互依存の原理で成り立っているのだから。

 

 

…消化できないものを消化できるものに変える

ここを聞いた時、すぐに”発酵”が浮かびました。

発酵食にハマればハマるほど、思考も柔軟に、客観的な視点から関われるようになっている気がします♡

自分の手を動かして、お料理するときは、視覚的にも変化変容していく姿が自分に入ってきますもんね。

お料理、奥深いですね♪