こんにちは、Saori Style です♪
年末年始、世間的にもだいぶ忘年会が復活している
…というか、もうすっかりみなさん楽しんでますね~♪
個人的には、忘年会という言い方もよきですが、
”望年会”と書くのが好きです♡
一寸先はハプニング♪といいますが、
楽しんで乗り越えちゃいましょ~♪
さてさて、前回、
新発売のジェイソン・ウィンターズ・ビールのご紹介をしました!
なぜご紹介したかというと、
やはり ”発酵” がキーワードだから。
ジェイソン・ウィンターズ・ビール、
炭酸を注入したビールではなく
じっくり育てた「瓶内二次発酵ビール」ということで、
瓶内二次発酵について取り上げてみたいと思います。
【瓶内二次発酵とは?】
フランスのシャンパーニュが有名な”瓶内二次発酵製法”。
泡を瓶内に注入しているわけではなく、瓶の中で泡を発生させています。
瓶内で発生させることで、液体に溶けこむように
小さく繊細な泡が作られます。
そのようにできた泡は、立ち上りの持続性があり、
味わいはクリーミーでエレガントな仕上がりになるため、
高品質なスパークリングワインになります。
「瓶内二次発酵ビール」とは、その伝統的な
フランスのシャンパーニュと同じような製法で作られたビール。
ベルギービールが有名ですね♪
一次発酵により出来上がったビールを瓶詰めする際に
酵母や糖分(酵母のエサ)を加え、
再度瓶内で発酵させることで
天然の炭酸ガスを生み出すという製法。
つまり、瓶の中で、酵母が生きていている!
また、瓶内での二次発酵中に
天然の炭酸ガスが発生することで
ビールの大敵である酸素が取り除かれるため、
より製品を高品質な状態で長持ちさせることができるそうです。
(通常の瓶ビールは瓶詰めの際に炭酸ガスを注入します。)
瓶内二次発酵の特徴は、そう、
なんといってもきめ細やかな”泡”!
手間暇かかる分、一般的なビールと比べると
値段が高くなりますが、飲み心地が格段にまろやか。
そして熟成期間を経ることで、よりまろやかに。
まろやかで、ふくよかな円熟した大人の味わい♡です。
日本のビールといえば、「キレ味、爽快!」が人気だったりしますが、
年とともに体も変化し、食べ物、お酒も好みが変わってきますよね♪
私自身も発酵食品のように
シンプルで深みのあるものを
楽しめるようになってきた今日このごろ。
微生物の働きにより瓶内で様々な反応が起こり、
苦みと炭酸だけではない、
いろんな味を楽しめる瓶内二次発酵ビールは、
人との出逢いで深みが増していく
人生のようですね♡
今日も微生物ちゃんに感謝です♪
二次発酵のうれしいギフト ”澱” についてはまた次回!