こんにちは、日本の心を育む伝統的な発酵食を
美味しく楽しくお伝えしておりますSaori styleです。
先日の麹化粧水レッスンを終えまして、昔の人はどんなスキンケアをしていたんだろう?とふと知りたくなりました♪
調べてみると結構おもしろくて、
古代エジプトでは女性たちが若さをキープするためにビールで洗顔していといわれ、
古代ローマの時代には発酵したパンをロバのミルクに浸したものを顔に塗ってパックにしていたと伝えられています。
日本でもスキンケアの基本といえる洗顔について、
「糠(ぬか)」「洗粉(あらいこ)」と呼ばれる洗顔料があって、洗顔する習慣があったようです♪
糠は、たんぱく質や脂肪分が含まれ、汚れを落としつつ、天然のクリームのような役割をし、
洗粉(あらいこ)は、小豆など、豆の粉をベースに数種類の生薬や香料を混ぜた洗顔料。
豆の粉には、サポニンと呼ばれる発泡物質も含まれているので、肌の汚れを落とすことができたそうです。
絹や木綿で作った小さな袋(糠袋)の中に、糠や洗粉を入れて、お湯に浸して、そのしぼり汁で顔や襟足などを洗ったそうです。
江戸時代の美人の条件が、「白肌」。
当時、すでに美容書まであったようで
その「都風俗化粧伝」という書物には、
「色の白きを第一とす。色の白きは七難かくすと、ことわざにいえり」と書かれているそう。
《江戸名所百人美女 御殿山》 三代歌川豊国 安政5年(1858)
また、同美容本には、洗顔についてのアドバイスも!
「毎朝、湯を使うときに、熱いお湯で顔を洗うとしわが出る」
「強く糠袋をあてて洗うと、顔のキメを損じる」など
現代でも同じこと言いますよね!
先人は、やっぱりすごいですね~♪
いやぁ、調べていくとタイムスリップしたみたいで、面白くて幸せな時間です♪
そして、糠袋やるぞー笑