こんにちは、SaoriStyleです♪
今日は、酵素玄米に欠かせない
”あずき”についてお送りします。
あずきといえば、ぜんざいやおはぎなど和菓子、
お祝い事にお赤飯をイメージする方も多いと思います。
日本では、縄文時代の遺跡からも発見されているほど古く親しまれたもので、
古代中国でも小豆の煮汁を解毒剤として使用したり、
また神秘的な意味合いでも、魔よけ・厄除けとして使っていたそうです。
あずきは、薬膳では中薬(生薬)のひとつとされています。
つまり、食材でもあり、伝統的なお薬の原料としても使われているということですね。
その場合、赤小豆「セキショウズ」と呼ばれます。
中薬(生薬)として使われる場合は、乾物のものを指していて、
水からコトコト煮た煮汁を飲んだり幹部につけたり、
粉末も外からのケアに使うそうです。
◆小豆は栄養がたっぷり
【主な栄養分】
・食物繊維(ごぼうの3倍)
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ポリフェノール(赤ワインの1.5倍、豆類の中でも特に含有量が多い)
・サポニン
・亜鉛
・カリウム(アボカドの2倍)
・鉄分
・カルシウム(米やパンよりも多い)
・アントシアニン
※全てゆでた状態の小豆と各食材の栄養分
意外だったのですが、小豆は、
たんぱく質が豊富と言われる
大豆の2/3もの量のたんぱく質を含んでいるそうです。
また、気になる糖質ですが、
ゆであずきの糖質は、白米の半分以下と言われていますが、
ぜんざいなど和菓子に使うときにお砂糖を加えると
一気にアップしてしまいます。
あんことして食べるときは、
血糖値の上昇を抑制する効果のある”お茶”と一緒にいただいたり、
自家製あんこにして砂糖の量を控えめにすることや、
”発酵あんこ”にしていただくのがおすすめです♪
発酵あんこについてはまた後日♡
さおり特製JWTようかんもいいんですよ~♡
(JWTとは、健康茶Jason Winters Teaの略で、
飲むだけ健康法といっても過言ではない、
さおり一押しの万能ハーブティです♪
お料理・お菓子のベースに使えばぐっと美味しくなるんです♪)
◆あずきの健康効果効能
①むくみ解消
小豆の皮に含まれるサポニンには、利尿作用があります。
同じくカリウムにも体内の余分な水分・塩分を排出する働きが。
小豆はむくみを解消するとともに、
汗と一緒に流れ出やすいカリウムの補給もできるのです。
②疲労回復
豊富なビタミンB群には、エネルギーを効率よく作り出す働きがあります。
このビタミンB群の働きが、体内の疲労物質を減らして
疲労からの回復を早め、疲れにくい体に導いてくれます。
③便秘解消
小豆に含まれる豊富な食物繊維には
水溶性と不溶性がバランスよく含まれていて、腸内環境を整えてくれます。
特に不溶性食物繊維が多く含まれるそう。
不溶性食物繊維は便のかさを増して便通をよくします。
また食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになるため、
善玉菌がたくさん活動してくれますね♪
腸がきれいになると美肌に直結です♪
④ 生活習慣病の予防
小豆には、糖尿病や高血圧、動脈硬化などの
生活習慣病に効果的な栄養分が豊富に含まれています。
・食物繊維:大腸がん・動脈硬化の予防、血糖値の急上昇を防ぐ、
コレステロール値を下げる
・サポニン:中性脂肪を低下させる
・アントシアニン:血液をサラサラにして動脈硬化を予防する
・カリウム:血圧の上昇を抑える
⑤美肌
ポリフェノールとサポニンには強い抗酸化作用があり、
細胞の老化やシミ・シワを防ぐ効果があるといわれます。
◆わー!捨てないで!!
笑。あずきの煮汁のことなのですが、
お料理の際は渋みや灰汁が多いため捨てられます。
が!!!
この最初の煮汁には、上記したポリフェノールやサポニン、
ビタミンB1・B2など、水溶性の栄養分が
たっぷりと溶け出しているのです。
ポリフェノールには体脂肪をためにくくしたり、
糖の吸収を抑えたりする働きがあり、
ビタミンB1・B2は糖質・脂質の代謝を促し、
太りにくい体質へと導く効果が。
利尿作用のあるサポニンは、むくみを防ぎます。
そう、だいたい栄養たっぷりのところは
捨ててしまう傾向にあるのが現代ですね。
玄米を白米にすることも同じですね。
ん・・・?
ここまで読んでくださった方は、そう、気づかれてますよね!
酵素玄米って!
玄米まるごと、小豆は汁ごと入っている!!!
小豆の煮汁や色素はぜんぶ玄米が吸っている♡
玄米と小豆のいいところを
ぜーーーんぶ詰まってるのが酵素玄米ですね♪
しかも発酵するから
さらにバージョンアップしてるんですよ~♪
これを難しいこと考えずに
美味しくふだんの食事でいただけることが
本当にありがたいことです♡
小豆についてお読みいただき、
小粒ながらも秘めたるパワーを
感じていただけたかと思います♪
実は、あずきに限らず、緑豆、黒豆、黄大豆など、
豆には解毒作用を備えているものが多いそうですよ。
豆はなんといってもお手頃価格で、いろんな料理の楽しみ方がありますよね♪
気になった方はぜひいろいろ調べてみてくださいね♪