いよいよ酵母のお話です。

意外と質問が多いのが酵母(=イースト)ってそもそも何でその違いや種類ですね。

一般に、パン用のイーストとは 「自然界にある多種多様な菌のうち、最も製パンに適したものを果実や穀類などから分離して、純粋培養したもの」です。

おなじみなのは インスタントドライイースト、セミドライイースト、生イーストがありますね。

では「天然酵母」といわれているものは何なのか? ってことです。
天然酵母パンとは自然種(りんごやイチゴなどの果実や野菜などあらゆる自然に取れるもの)を発酵源として作られてたものを言います。

市販のイーストにせよ、自然種で作られた天然酵母種にせよ、これらは生き物であり人工的に化学合成されたものではそもそも天然だとか自然だということ自体、矛盾はあるのですが、培養段階で工業的に特定のパンのに適した菌のみを純粋培養したものを市販しているのがイーストと呼んでいるのです。

かたや、穀物や野菜、果実を培地として不特定多数のイーストや細菌類を多く含んだまま作ったものが天然酵母と呼んでいるのです。

よって天然酵母はパンに適した菌だけではなく乳酸菌や酢酸菌といった無数の体にいい菌が多く含まれていると言えるのですね。

では次章は天然酵母ってどうやって作るの? 語りますよ!

今流行の酵素ジュースの作り方もついでに!!^^ 見逃せませんよ~~。